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俳句随想

 投稿者:高山寺 千尋(隅 南風人)  投稿日:2006年 4月28日(金)06時15分38秒
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  奥様御製の俳句に嘆じ入っております。
どれもすばらしいものばかりで、1,2句づつ勝手な感想を述べさせてください。
「ひと雨の 答えのやうに 辛夷咲く」
    数日前拝見した写真のなかに、お住まい近くの桜かと見間違う満開の辛夷の並木の
    写真があったようですが、、、(小生の勘違いかな?)
    「ひと雨の 答えのやうに」爽やかな辛夷の白く満開の様が想像されます。
「水音の はげしくなりぬ 田植径」
    幼少時ずぶ濡れになりながら、「苗が足らんぞ」と怒鳴られてあぜ道を走ったり、
    夜中に蛇をこわがりつつ「水落とし」に行ったことを思い出しました。
    そういえば、畦土手を竹でつついてミミズを10ッ匹ほど捕まえ、一間位の竹竿先に
    括り付け自宅前の小川の橋根木に沈めて「ヤマタロガネ」(川蟹の俗称)を獲った
    ことを思い出します。そんな大雨のある日橋から落ちて濁流に流され、九死に一生
    。おかげで以来水恐怖症に慢性中耳炎。
「藩校の 土塀くづれ 郁子熟るる」
    郁子の見事に熟るる様が時の流れの哀れを感じさせます。
    無粋な推測ですが、郁子は人が後で植えたはずはなく当時も其処に実を成らせ、ひ    もじい思いをしていたろう血気盛んな藩士達が完熟を待たずに奪い食いをしていた
    のでは。
    「郁子食えば、煙たなびく 桜島」
    よく学校帰りの「山学校」で他家の裏山に忍び盗み食いしたものでした。
    今の少年たちには見抜きもされず幸せと言うべきか、あわれというべきか。

http://www.vks-hayato.jp

 

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